「ニキビで顔が常に赤くなっている」「なんでこんなに赤くなっているんだろう」「いろんなスキンケアを試したけどなかなか治らない・・・」
ニキビの赤みってなかなか収まらない、治らないですよね。
だからと言って、あきらめたくない、きれいな肌になりたい!!!
この記事を読まれている方は、そう思われている方がほとんどではないでしょうか。
できるなら、もちろん健康的できれいなお肌になりたいですよね。
ということで、今回はそもそも顔の赤みができてしまう原因、スキンケアなど根本的な肌のニキビの赤みの治し方をお伝えしていきたいと思います。
そもそも、なんでニキビで顔が赤くなるの?
さて、さっそくニキビを改善するための方法をご紹介していこうと思うのですが、ひとつ気になるところ、
「なんでニキビでこんなに顔が赤くなっているの?」
そもそも原因を知らないと対処もできないですよね。
ということで、まずはニキビで顔が赤くなってしまう原因を知っておきましょう。
ニキビによって肌が赤くなってしまう一番の原因は、「アクネ菌による炎症が肌の上で起きている」です。
アクネ菌とは、常に肌に存在する菌です。そのため、アクネ菌が肌にいるからニキビが悪化するのではありません。以下の条件が揃ってしまうと、アクネ菌が繁殖し、それを食い止めようとして、肌が赤くなってしまいます。
生活習慣の乱れ
どんな病気や体調不良でも出てくる原因の一つ、「生活習慣の乱れ」
ここで少し日常生活を振り返っててみましょう。
なんとなくな夜更かし
- ゲーム、SNSをしているうちに「やばい!もう寝なきゃ!」そんな日々が続いている
- 「明日は休みだし、お酒飲んで撮り溜めていたテレビの録画でも見ようかなあ」
- お出かけ後、明らかに遅い時間に帰宅。そのままベッドへダイブ。「明日シャワー浴びればいいかあ」
こんな感じで、なんとなくな夜更かし、していませんか?
どうしてもお仕事で帰りが遅くなってしまうなど、自分ではどうにもできない、寝る時間が遅くなってしまう方もいらっしゃると思います。
「昼間は何かと忙しくてこんな時しか夜更かしできない」
そんな方もいらっしゃるでしょう。
「夜更かしして好きなことするのが私のストレス発散方法なの!」
・・・よく分かります。なぜなら、筆者のストレス解消方法が夜更かしだからです・・・
しかし!皆様一度は聞いたことがあると思います。
「美肌には、良い睡眠」
夜更かしが悪い!とは言いません。ただ、肌を整えてくれる成長ホルモンが出るのは、一般的に夜中の22時から2時と言われています。お肌のため、そして、ご自身のお身体のためにも、夜更かしの回数を一回でも減らしてみる、10分でもいいからいつもより早く目をつぶってみましょう。
いきなり睡眠の習慣を変えろと言われても難しいと思います。実際私も早寝早起きしてみようと思いチャレンジしたこともありましたが、すぐ寝付けなかったりで逆にストレスでした(笑)
ですから、少しずつ、ほんの少しからやってみましょう。大事なのはできるだけ体質に合った深い睡眠です。ほんの少しでも実行してみて翌朝肌の調子が良かったら、その日はいつもよりも気分もいいです。しなくてもいい夜更かしをしてしまいがちな方は、今より少しだけ夢の中にいる時間を増やしてみましょう。
食生活が乱れがち
これもあるあるだと思います。
三食食べるのはもちろん大事ですが、ニキビができやすくなってしまう食べ物、嗜好品もあります。
・お肉、ジャンクフード、揚げ物など、油分の多い食べ物
→皮脂の分泌が過剰になってしまい、ニキビが治りにくくなる&新しいニキビができやすくなります。
・チョコレート、コンビニスイーツなどの甘いもの
→糖分は、摂りすぎてしまうと脂肪に変わります。脂肪=油分なため、甘いものを食べて過ぎてしまうと、お肉などと同様、皮脂が分泌されすぎてしまいます。
タバコ
え、タバコもニキビの原因になるの!?と驚く方もいらっしゃると思います。
まず、タバコを吸うと皮膚の血管が収縮してしまい、血流が悪くなってしまいます。そうすると、せっかく吸収した栄養がお肌まで届きにくくなり、ニキビだけではなく、肌荒れの原因になってしまいます。
さらに、タバコを吸うとお肌の健康に大切なビタミンCが消耗されてしまいます。ビタミンCが不足してしまうと、肌のターンオーバーが乱れてしまい、ニキビができやすい&治りにくくなってしまいます。喫煙されている方は、一日に吸うタバコの数も一本でも減らしてみましょう。
乾燥肌、もしくは肌が乾燥している
「乾燥?むしろオイリーなんだけど」
確かに、乾燥が原因でニキビができているとはなかなか思わないですよね。
しかし、肌の乾燥もニキビの原因の1つなんです。
肌が赤くなっている、ニキビができているからと言って、化粧水など洗顔後のスキンケアをお休みしていませんか?
実は、洗顔はもちろん大切ですが、洗顔後の保湿もとても大切なのです。
保湿をしてあげないと、洗顔後の肌は皮脂が落ちているため「肌に皮脂が足りない!」と勘違いしてしまい、かえって皮脂の分泌をしてしまいます。皮脂が増えすぎると、さらにニキビができやすく顔に赤みが出てしまいます。保湿、特に洗顔後の保湿は行いましょう。
肌のターンオーバーが乱れている
「ターンオーバー」
皆様一度は聞いたことがあるワードだと思います。原因1のタバコについてのところでも出てきましたよね。
じゃあ、具体的にターンオーバーとはどういうものか知っていきましょう。
ターンオーバーとは、表皮や細胞の上で起こる、皮膚の生まれ変わりのことです。肌が生まれ変わるまでにかかる時間は、約28日から長いときは56日ほどかかるといわれています。
ターンオーバーが乱れる原因として、加齢、不規則な生活、ビタミン不足、紫外線、肌の乾燥などが挙げられます。
そのため、先ほどのように生活習慣が乱れていたり、スキンケアの方法が合っていなかったりすると、ターンオーバーが乱れ、ニキビができやすい、治りにくくなってしまいます。
原因を知ったうえで、日常生活でできる改善策
さて、ニキビで肌が赤くなってしまう原因を学んだところで、次は具体的にできる改善策を知っていきましょう。
規則正しい生活
基本は、「よく寝て、体に良いものを摂る」です。今より少しだけ睡眠時間を増やしたり、食事の時は野菜を多めに摂る、特にビタミンCを摂るように気を付けましょう。
自分に合ったスキンケア
先ほど保湿の部分でもお伝えしましたが、保湿も含め、洗顔など自分に合ったスキンケアをすることが大切です。市販でもニキビ向けの薬用洗顔料や、化粧水、乳液、美容液が販売されています。
また、ビタミンが配合されているスキンケア商品もニキビに効くといいます。
肌が弱めな方はお肌に優しいものを選んだり、市販のニキビ用の軟膏などを試してみるのもおすすめです。
ただし、肌は炎症を起こしている状態のため、スキンケア用品が染みることもあります。そういった場合は無理をして使い続けず、他のスキンケア商品を選ぶなどしていきましょう。
何をやってもよくならない!ニキビでできてしまった赤みを改善する方法
さて、ここまでニキビでできてしまった赤みを改善する方法を見てきましたが、やってみても全然よくならない、終わりが見えない・・・
そんな風にマイナスな気持ちになることもあると思います。もし、自分の中でできる改善策をやってみても効果が出ない、そんなときは、最終手段があります。
それは、
皮膚科を受診する
です。皮膚科に行けば、お医者さんが肌の状態を診てくれて、一人一人に合ったお薬を処方してくれます。
「ニキビで皮膚科に行ってもいいのかな・・・」
と不安に思う方もいらっしゃいます。ですが、肌の赤み=炎症です。
もし仮に風邪をひいてのどに炎症が起きたら、市販薬を飲んでも治らなかったり、炎症が起きた時点で病院に行きますよね。
それと一緒です。
私の友人もニキビで顔に赤みが出てしまって気になるから、という理由で皮膚科に行ってみた、という話はよく聞きます。一刻でも早く治したい、自分で改善策を試したけど良くならない、そんなときは、思い切って皮膚科を受診してみましょう。
まとめ
さて、今回お伝えしたのは
- ニキビで肌が赤くなる原因
- そうなってしまいやすい生活習慣
- 日常でできる改善策
- もし治らないようなら皮膚科へ
です。
ニキビで肌が赤いととても気になりますよね。
原因を知ったうえで、生活習慣を見直したり自分に合ったスキンケアを見つけて、綺麗な肌になっていきましょう!